朝日杯ＦＳ回顧

そもそもがハイレベルなメンバーとは言い難い構成でしたが、終わってみれば「ディープ産駒が普通に勝っただけ」という感じのレースでしたね。ただ、中継だとわかりにくいですが、実は四位騎手が結構えげつなく、華麗にモンドキャンノをブロックし続けるという騎乗をしていたこともサトノアレスの勝因だと思います。

ＪＲＡの全週パトロールを1分20秒あたりから見るとわかりやすいです。

直線入ってすぐフラフラし始めてひとまずモンドの追い出しを遅らせます。

 で、加速がついて内に切れ込んで行ったところでモンドに進路が出来る。

で、モンドに寄せにいきます。

バルザローナは寄せられたくないのか外に逃げます。

そのままずっと四位さんが右にヨレ続けバルザローナも逃げ続けます。

四位騎手といえば大外ぶん回しジョッキーとして有名ですけど、馬に乗ること自体は非常に上手いと言われる騎手。そんなジョッキーが直線でフラフラ走ろうとする馬を御せないわけがない。

かつて、安藤勝己騎手なんかも制裁を受けないギリギリのラフプレーをよくやってましたが、四位騎手もそういうことが出来るジョッキーだったということでしょう。まっすぐ走ってたら結果は違ってた可能性もあったと思います。これは四位騎手のファインプレーでしょう。

ちなみにバルザローナはこの件についてハッキリ文句を言ってますｗ

レース後コメントがコチラ。

２着　モンドキャンノ（Ｍ．バルザローナ騎手）「折り合いだけ気をつけて、という話を聞いていました。前半少し行きたがったのですが、折り合いはついていました。直線も外から末脚を伸ばしてくれましたが、勝ち馬が外に流れてきてまっすぐ追えませんでした。あれがなかったら、とも思いますが、外回りの１６００ｍをこなせたことは大きいです」～競馬実況webより引用～　http://www.radionikkei.jp/keiba/sp/post_10591.html

不利馬(12月11日)

2016年12月11日（日） 5回中山4日2R

コスモオペラ

個人的に非常に腹立たしかったレース。

内田騎手、近年の騎乗を見てると正直酷い。折合は付けられない、馬は制御できない、他馬に迷惑をかけまくる。

今回、コスモオペラは鞍上の柴田大知がかなり良い騎乗をして馬もそれに応えていただけに残念。実際馬券になってない可能性もかなりありますが何ともスッキリしない後味の非常に悪いレースでした。ただ、今回と同じような競馬が出来ればチャンスはあると思いますので狙う価値は十分。人気も薄いでしょう。

直線入り口のスピードに乗ったところでこのタックル。勝負所での小さくない不利だけに不満しか残りませんね。次走はスムーズに走らせてあげたいところです。掲示板外に沈んでますし、今回ほどとは言わないまでも人気は薄いでしょう。狙いましょう。

不利馬（12月10日）

2016年12月10日（土） 5回阪神3日7R

テイエムアニマンテ

4着入線なので次走極端な人気薄にはならなさそうですが、頭から狙えそう。

ゲートは普通に出ましたがすんなり追走とはいかず追っ付けながらインを追走。

道中外に張っていくタイミングはいくらでもあったと思いますがなぜかイン。

この時点で前に詰まって控えている。

先ほどのシーンで同じような位置にいたメイショウはきっちりスペースを確保して伸びる。

一方テイエムの鞍上は、自信が無いのか、前の開いていないインを突き当然のように詰まる。

完全に脚を余した格好。勝ち馬とは鞍上の差としか言いようがない負け方。次走は普通に馬券になるでしょう。

競馬データ分析サイト

有料だとデータラボやJRAVAN NEXTがメジャーなところでしょうか。

データラボは自分も使っています。NEXTは正直なところあまり価値を感じません。それならば無料で使えるKLANのほうが良いと思います。



例えば今週の朝日杯FSの傾向を漁ることもできます。

データラボを使ったソフト、例えばTARGET FRONTIER JVと比較すると調べられる項目や内容というのはある程度限定されますが、「TARGET使ったことあるけど何をどう調べたらいいのかわからない」という方や、データ分析には興味あるけどいきなり有料ソフトを使うのには抵抗がある、という方には良いと思います。私はTARGETもKLANもどちらも使っています。

ちなみに、KLANには予想大会のようなものもあります。

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ほぼ全レースの軸馬を登録しているので回収率80％以上というのを目指しています。つまり、1番人気だけを軸にしたときよりも良い回収率を出すことを目標にしています。

レースを絞って登録すればもっと数字は良くなるでしょうけど、それは別に誰でもできますからね。

自分の予想力を確認する意味でもこういうのは面白いと思います。

ま、いかんせん、登録さえしてしまえば様々な機能を無料で使えるKLAN。なかなかおすすめです。

回収率120％ってすごいの？と思う方へ

「回収率120％？年間100万使っても20万しか儲からないんじゃね…やっぱ300％くらいは欲しいよね」

合ってるっちゃ合ってるんですけど、正解ではないですよね。

だって、実際には自分の元々持ってるお金から100万使うわけじゃないですからね。こういうことを言う人は大体が資金の回転については考慮してないので、1日1万円の馬券購入を積み重ねていった結果、総投資100万に対して120万円戻ってきたということを理解できていません。

言い方を変えてあげれば理解できると思うんですよね。

例えば、

毎週末100円単位の馬券を買っていたら結果的に馬券の総購入額が100万になった。払い戻し額は120万だったから回収率120％

と、

100万使って120万戻ってきた

とでは全然印象が違いますよね。

馬券裁判で有名になった卍さんの回収率はおよそ105％ほどだったそうです。元々の投資金として用意したのは100万円。それが約3年で100倍になっています。これを単純計算すると、回収率105％を維持し続けられるのであれば、元手1万円でも3年で資金は100万円になり、さらに3年維持し続けられれば億単位のお金を手に出来るということになります。

回収率100％を超えるという事は億越えのお金を手に入れることのできる可能性があるということでもあります。そうなると1％でも高い回収率を目指すというのは至極当然のことなわけです。